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税理士のネットを使った【マル秘】顧客開拓・集客術

税理士のネットを使った【マル秘】顧客開拓・集客術

独立開業する税理士の方が真っ先に考えなければいけないのが、顧客開拓と集客。集客というと、コストがかかるイメージをお持ちの方も多いかもしれませんが、ここでは税理士の方が、低コストで顧客開拓できるネットを使った集客のポイントをお話します。

営業は「集客」+「セールス」

一般的に「営業」というと、お客さんの意向を無視して、無理やり売り込む、押し売り的なイメージがあると思います。そのため、営業にネガティブなイメージを持つ税理士の方も多いのではないでしょうか。

しかし押し売りだけが営業ではありません。ここでは少し営業の定義を変えて考えてみたいと思います。

まず、営業を以下の2つのプロセスに分けて考えてみます。

営業 = 集客 + セールス

集客 : あなたの税理士事務所のサービスに興味がある人を集めるプロセス

セールス : 上記で集めた人にサービス内容を詳しく説明し、サービスを申し込んでいただくプロセス

サービスに興味がない人を一生懸命に説得して申し込みさせるのは、かなり高度な営業テクニックが必要です。また嫌がる相手を前に、押して押して押しまくれるだけの強い精神力も求められます。

税理士になる前は、『バリバリの営業マンでした!』という人でもない限り、こんなことをできる税理士さんは、ほとんどいないと思います。

それではどうすれば良いのか?

「サービスに興味のない人に無理に売り込む」のではなく、「サービスに興味のある人」を集めてその人たちにあなたの税理士事務所のサービスをご提案すれば良いのです。

効果的な集客方法とは?

効果的な集客方法とは?

それでは、どうやってあなたの税理士事務所のサービスに興味のある人を集めてくればいいのでしょうか。

集客の方法には、新聞や雑誌の広告、電車の中吊り広告、電話帳への掲載、ポスティング、駅の看板等、いろいろなものがあります。

これらの中で一つくらいは使ってみようかと悩んでいる方もいらっしゃるかもしれません。

しかしこうした広告や看板には、何十万円、時には何百万円といった高いコストがかかるにも関わらず、一昔前ほどの効果はないと言われています。なぜ効果が低下してしまったかというと、

・お客さんは、これらの広告や看板に書かれた以上の情報を知りたいと思っている

からです。

広告や看板に書かれた以上の情報とは、

「税理士の先生はどんな先生なのか?」

人柄実力の程はどうなのか?」

「実際に利用した人の評価は?」

といったことです。

ちょっと想像してみていただきたいのですが、あなたの大切なご家族が癌になってしまい、どこのお医者さんにかかろうか検討しているとします。その場合、あなたはどんな情報を知りたいと思うでしょうか?恐らく、看板や広告に書かれている以上の情報、

・担当するお医者さんは腕が良いのか?

・お医者さんの人柄は誠実なのか?

・実際にそのお医者さんにかかったことのある患者さんの評価は?

といったことを知りたくなると思います。

広告や看板だけを見てお医者さんを決めるということは、決してしないのではないでしょうか。

税理士さんを探している人にとっても、これは同じことなのです。

情報を得る手段はネット検索

広告や看板を見て契約するお客さんが少ないとすると、お客さんはどこから情報を得て税理士さんを選ぶのでしょうか。

答えはインターネットです。

インターネットが普及していなかった時代は、広告や看板に書かれている以上の情報をお客さんが得ることはとても難しく、不可能といっても過言ではありませんでした。

いくら知りたいと思ってもどこにもそんな情報はないので、「広告や看板を見て税理士さんを選ぶ」しかなかったのです。

しかしインターネットが普及した今、お客さんはネットで検索すれば簡単に情報を入手できます。広告に書いてある以上の情報を知りたければ、ネットを検索すればよいというわけです。

実際、新規で問合せをしてきた人のほぼ100%が、事前に税理士事務所のホームページを見ていることがわかっています。これは都心でも地方でも大差はありません。都会だろうが田舎だろうが、お客さんはネット検索で税理士事務所のホームページを見つけ出し、ホームページを見てから税理士を選ぶのです。

ホームページを使った集客の勘所

情報を得る手段はネット検索

「ネット検索で情報を得る」お客さんの行動を利用しない手はありません。ホームページを上手に使えば、あなたの税理士事務所のサービスに興味を持つお客さんを集客することができるということだからです。

ここでくれぐれもご注意いただきたいのが、ホームページは「集客」のために使うということ。
「ホームページを使って顧客開拓をしましょう」というと、「ホームページからイキナリ顧問契約の申し込みをしてもらうのかな?税理士のサービスでそんなのは無理だから、ホームページなんて役に立たないんじゃないの?」と思われる方が多いのですが、そうではないのです。

確かに税理士さんのサービスをホームページからイキナリ申し込みさせるなどということは、現実的ではありません。だからこそ、ホームページは「集客」のために使っていただきたいのです。

具体的には、まずあなたの税理士事務所のサービスに興味のありそうな人に、ホームページにアクセスしてもらいます。そしてホームページに書かれた文書を読んでもらうことで、あなたの実力や実績、提供するサービスの内容などを知ってもらうのです。

そこでお客さんがあなたのサービスに興味を持ってくれて、電話やメールでの問合せをしてくれたら「集客」は成功です。あとは、お客さんと電話でお話したり、直接お会いしたりして、サービス内容を詳しく説明し、サービスを申し込んでいただきます。

これが税理士さんの顧客開拓に効果的な、ネットを使った集客方法なのです。

しかしながら、とりあえずホームページさえ作れば集客できるというほど簡単な話ではありません。ホームページを作るにも、押さえておいたほうがポイントがいくつかあります。

このポイントを理解しないままホームページを作っても、制作にお金と手間暇だけがかかって、なんの役にも立たない・・ということになりかねません。

税理士の方のホームページ作成のポイントについて、下記のページで詳しくご紹介していますので、ぜひご覧になってみてください。

新規開業税理士むけ失敗しないホームページ活用術

次のページでは、多くの税理士の方が行なっている紹介営業の効果的な方法についてお話します。